菖蒲の節句
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豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表 増田俊直です。
さて、本日は菖蒲の節句です。
何だろうって感じですか?
それでは、こう言えばわかりますか?
端午の節句!
端午の節句は5月5日では無いの?
そうですが、本来は旧暦で行うものです。
今でも、地域によっては旧暦を重要視する所もあります。
そして、2019年の旧暦5月5日は新暦では6月7日となります。
中国では昔から5月は物忌みの月とされ、旧暦の5月は香りの強い薬草である菖蒲や蓬を使い、邪気を祓う行事があったそうです。特に旧暦5月の午の月に5が重なる5月5日を端午節としたそうです。
日本でも、旧暦の5月は陰湿で疫病が流行りやすい時期であるとともに、田植えの時期であったため、大事な働き手である女性だけが家の中に閉じこもって、田植えの前に穢れを祓い、身を清める儀式を行う五月忌み(さつきいみ)という風習があり、それが中国から伝わった端午節と結びついたようです。
面白い事に中国でも端午節に、農業で働く女性を労うものとしてお祝いしていたという風習があるそうです。
つまり、端午の節句はもともとは女性の節句だった訳です。
そして、旧暦5月のこの時期だからこそ、厄払いの為に薬草である菖蒲が使われた訳です。
だから菖蒲の節句とも言われるようです。
ただし、残念ながら旧暦の端午の節句は菖蒲を手に入れにくいです。
後は中華ちまきがあると嬉しいですかね(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます。
(増田俊直)