整体さろんMASUDA

池袋駅徒歩7分 整体・鍼灸治療室

感染症対策の取り組み

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』スタッフの増田あやこです。

当店では、より安心して施術を受けて頂けるよう
店内設備の一部変更を致しました。

施術布団のシーツを、布から合皮に変更。
都度アルコール消毒をしています。
f:id:seitaimasuda:20200618161229p:plain


手洗い場を新設。
f:id:seitaimasuda:20200618161550p:plain


お客様用アルコール消毒液を設置。
f:id:seitaimasuda:20200618161619p:plain


また緊急事態宣言発表以来、以下の対策も継続しております。

・施術者の手洗い、うがい、マスクの着用、出勤時の体温測定。
・換気の徹底。
・ドアノブ、スイッチ等のアルコール消毒。
・待合室で他のお客様との接触が避けられるよう、予約の調整。

ストレスが免疫に与える影響

豊島区池袋 整体さろんMASUDA

スタッフの増田あやこです。

 

ストレスで免疫力が下がる。

という話は一般的によく耳にすると思います。

巷では、十分な睡眠をとる、お風呂で体を温める、発酵食品を摂取する等色々な方法が言われています。そのどれもが、身体にとって大事であり効果的ではありますが、それだけで十分とは言い難いと思います。

と申しますのも、当さろんで日々お客様を施術させて頂く中で、ストレスにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れる事が、ご自身の身体に備わっている心身を健康に保つ力を大いに阻害している、と感じるからです。

 

そもそも、ストレスに曝された身体の中で、免疫機構はどんな変化が起こるのでしょうか。

交感神経系による免疫への影響を、免疫細胞の行動の制御という切り口で解説した文章があり、そちらを参考にご紹介いたします。

 

ご自身でお体を整える一助になればと思います。

 

ご紹介するページはこちらです。

交感神経系による免疫細胞の動態の制御 : ライフサイエンス 領域融合レビュー

交感神経系による免疫細胞の動態の制御
2015/08/19
鈴木 一博
大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫応答ダイナミクス研究室)
email:鈴木一博
領域融合レビュー, 4, e011 (2015) DOI: 10.7875/leading.author.4.e011
Kazuhiro Suzuki: Control of immune cell dynamics by the sympathetic nervous system.

© 2015 鈴木 一博 Licensed under CC 表示 2.1 日本

はじめに
 昨今“免疫力”という言葉をよく耳にする.そのとき,多くの場合において語られるのがストレスとの関係であり,“ストレスにより免疫力が低下する”というのが巷間の定説になっている.たしかに,ストレスが免疫の機能に影響をおよぼすことは文献的にも報告されている1).しかし,このレビューの読者の多くには,信憑性をもって受け入れられないのではないかと想像する.それは,ストレスがくわわると免疫系の活動性を表わすなんらかの指標が悪化するのは事実だとしても,ストレスが免疫系に作用する分子機構について細胞レベルあるいは分子レベルでの裏づけが十分になされていないためである. 精神的あるいは肉体的なストレスや情動によりもたらされる脳の活動性の変化は全身の臓器に対しさまざまな影響をおよぼす.その主要な伝達経路のひとつが交感神経系と副交感神経系からなる自律神経系である.交感神経系と副交感神経系はいずれも,脊髄から神経節に達する節前線維と,神経節において節前線維の終末とシナプスを形成し標的となる臓器に投射する節後線維から構成される.原則的に,交感神経系の節後線維の終末からはノルアドレナリンが,副交感神経系の節後線維の終末からはアセチルコリンが放出され,その受容体を発現する細胞に作用する.しかし,のちに述べるように,リンパ器官にはノルアドレナリンを産生するアドレナリン作動性神経は投射しているが,アセチルコリンを産生するコリン作動性神経はほとんど投射していないという解剖学的な特徴がある2).したがって,交感神経系は免疫系とより直接的なインターフェイスを形成していると考えられる.今日,神経系による免疫系の制御における細胞基盤あるいは分子基盤の解明をめざす研究者が交感神経系に注目するのはこのためである.このレビューにおいては,研究の歴史的な背景をふまえながら,交感神経系による免疫系の制御機構を,おもに免疫細胞の動態の制御という切り口から解説する.

上記を要約すると、「ストレスが免疫機能に影響を及ぼすことは文献的に報告されているが、ストレスが免疫系に作用する分子機構について細胞レベルあるいは分子レベルでの裏付けが十分にされていない。しかしながら、交感神経系は免疫系に直接働きかける機構がある。」ということです。

 

さて、まず人間の免疫は2種類あり、一つは自己ではない異物・異物によって異常をきたした自己の細胞を攻撃・処理する「自然免疫」、もう一つは抗体を用いて異物を排除する「獲得免疫」があります。

f:id:seitaimasuda:20200421135911p:plain

人が感染症に罹った場合、まず「自然免疫」が働き、体内でウィルスの増殖を抑えている間に、「獲得免疫」が働き抗体を作り出し完治する。という流れになります。

 

さて、免疫に関わる細胞とはどんなものがあるのでしょうか。

 

 

f:id:seitaimasuda:20200421140050p:plain

各細胞ごとに役割が違うことがわかります。

 

では、このうち交感神経の影響を受けるのはどの細胞なのか、また、どんな影響があるのでしょうか。

先ず、交感神経が優位になる時、好中球は血液から皮膚や筋肉など抹消組織に移行します。その一方でリンパ球はリンパ節にとどまりやすくなります。身体の活動性が高まり病原体と遭遇するリスクも高まる時間帯に、病原体を直接認識して殺傷することのできる好中球など自然免疫を担当する細胞が病原体の侵入の門戸となる抹消組織に配置され、リンパ球が獲得免疫応答のスタートの場であるリンパ節に集積する事は効果的な免疫応答を誘導し有利に働く事が推測される。

(交感神経系による免疫細胞の動態の制御より抜粋)

 © 2015 鈴木 一博 Licensed under CC 表示 2.1 日本

交感神経の影響をうけるのは、リンパ球。

リンパ球がリンパ節に集積するという影響を受けるそうです。

 

会社組織に例えるならば、営業は外回り、営業戦略を考える役職づきは会議室で全体を把握。といった状態でしょうか。

 

では次に、慢性的なストレスが加わった場合はどうなるのでしょうか?

交感神経系の興奮にともないリンパ節からのリンパ球の脱出が持続的に抑制されると,リンパ節のあいだでのリンパ球の循環がさまたげられるため,リンパ節におけるリンパ球の抗原特異性(レパトア)が固定され,本来は全身をくまなく監視すべきリンパ球の役割が損なわれる可能性がある.(中略)交感神経系が興奮した状態ではエフェクターT細胞がリンパ節から感染部位あるいは腫瘍組織へと移動できず,病原体あるいは腫瘍細胞を排除する過程に参加できないことを意味している.このように,慢性的なストレスによる交感神経系の持続的な興奮にともなうリンパ球の動態の変化は獲得免疫応答を弱める方向に作用すると推測される

(交感神経系による免疫細胞の動態の制御より抜粋)

© 2015 鈴木 一博 Licensed under CC 表示 2.1 日本

会社組織に例えるならば、場面に応じて営業と共に外回りをすべき役職づきが会議室に籠ったまま出てこず、社内外の状況を正確に把握できない。という状態でしょうか。

では、文中にあるリンパ球とは先の表の白血球のうち、どの細胞の事を言うのでしょうか。

f:id:seitaimasuda:20200421142015p:plain

ウイルスへ対抗する細胞こそ、リンパ球なのです。

 

COVID-19はウィルスです。

交感神経優位の状態から、交感神経と副交感神経のバランスが取れた状態へ整えて、リンパ球が充分に活躍できる状態を整えていきたい所です。

 

交感神経と副交感神経のバランスのとり方については、別記事でご提案していきたいと思います。

 

また、参考に致しました 「交感神経系による免疫細胞の動態の制御」が掲載されております、ライフサイエンス 領域融合レビューでは、生命科学分野の研究成果を、その背景や歴史からわかりやすく紹介・解説してあります。

文中では短く抜粋してしまいましたが、結論に至るまでの実験内容など省いた部分こそ大変興味深い内容でした。

 

ご興味がありましたら、是非ご訪問頂き楽しい時間を過ごして頂ければと思います。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

(増田あやこ)

緊急事態宣言発令後の営業について

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表増田俊直です。

2020年4月7日 緊急事態宣言が発表されました。

【今後の営業について】

整体さろんMASUDAは、下記の対策をとりながら、
代表、増田俊直の治療のみのご予約とさせていただきます。
*当面の間はボディワーク指導やアロマ等はお休みいたします。



・施術者の手洗い、うがい、マスクの着用、出勤時の体温測定。
・換気の徹底
・ドアノブ、スイッチ等のアルコール消毒
・待合室で他のお客様との接触が避けられるよう、予約の調整。

また、緊急事態宣言が出ている間、
キャンセル料は頂戴いたしませんので、
是非、ご来店前にご予約をお願いいたします。

万が一、当日気懸りがございましら
遠慮なく、ご予約の変更、又はキャンセル等ご相談のご連絡を下さい。


今回の騒動で、沢山の方が大なり小なり影響を受けていると思います。
いつもと違う環境の中で、いつも通りの平常心を保つには、
健やかな体が必要です。
ボディワークや瞑想など、日々の生活でご活用いただき、
ご自身で健やかさを保つ一助にして頂ければと思います。

 代表 増田俊直

ぎっくり首(頸椎症)になった!4

整体さろん MASUDA のスタッフ増田あやこです。

17歳の時に、ぎっくり首をきっかけに神経痛持ちになったのですが、その発症と回復の経緯を描くシリーズ、4回目です。

 

MRI 検査の結果、筋トレと牽引治療をする事になった私でしたが…

f:id:seitaimasuda:20200325160737j:plain

f:id:seitaimasuda:20200325160738j:plain

f:id:seitaimasuda:20200325160740j:plain

 牽引治療は、週三回受けていました。

何週間続ける等の指示は無く、医師の診察やリハビリ室のスタッフのフォローはありませんでした。


リハビリ室には、怪我や病気の回復の為に訓練をしている方ばかりで、見た目健康で若い私は場違いな感じがしました。

より理学療法士さんの手助けを必要とする方々が、大勢いる中で不安や疑問を相談出来なかった事、不運にも丁度受験生で、通院時間が勿体ないと思ってしまった事により、徐々に行かなくなりました。

 

相変わらず痛みはありましたので、鎮痛剤と湿布剤で誤魔化す事にしました。

受験生でしたので、座りっぱなしの時間が長く、慢性的な寝不足でしたので、当然回復する訳もなく。


いつしか痛みに鈍感になり、疲れが溜まると左半身が痺れ、力が入らなくなる事が当たり前になっていきました。

 

『私の身体は、そういうものなんだ。』と思い込み、治るとも思わなくなっていました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(5に続く)

孫の手だより3月号

おはようございます。
ご訪問いただきありがとうございます。

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表 増田俊直です。

『孫の手だより』の3月号がでました。今月のテーマは「夜間頻尿&尿もれのケア」です。

『孫の手だより』は孫の手倶楽部で毎月発行している、訪問マッサージ治療を受けている患者様向けの健康についての情報誌です。整体さろんMASUDAでも待合室においてあります。お越しの際は是非ともお手にとってご覧になって下さい。

平日の火曜日から金曜日の日中は訪問マッサージ治療で外を回っています。こちらの業務は『孫の手倶楽部』の事務所に所属しています。

https://www.magonoteclub.co.jp/

訪問マッサージ治療は、歩行困難等の理由で通院が難しい患者様が、医師の同意の上で医療保険を使ってリハビリマッサージを行っていきます。

訪問マッサージ治療について知りたい方は一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
(増田俊直)

合気道稽古日誌 令和2年2月23日

ご訪問いただきありがとうございます。

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表 増田俊直です。

2月23日(日)世田谷合気道クラブの稽古内容です。

今回は数年ぶりに稽古に参加された方がいらっしゃいました。
その方は膝の手術をされた後、しかもブランクも長いので稽古は基礎と基本技を中心としました。
その中で二人連続掛けを稽古に加えました。やはり、合気道で大事な感覚を養う事が出来るからです。もちろん、いつもよりゆっくり丁寧にやることでケガ等しないように十分に配慮はしました。

逆半身片手取り隅落とし
逆半身片手取り四方投げ
正面打ち入身投げ
正面打ち小手返し
正面打ち一教
正面打ち二教
正面打ち三教
正面打ち四教
相半身片手取り四方投げ
相半身片手取り入身投げ
相半身片手取り一教
二人連続掛け

最後までお読みいただきありがとうございます。
(増田俊直)

孫の手だより2月号「怖い糖尿病合併症とは」

おはようございます。
ご訪問いただきありがとうございます。

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表 増田俊直です。

『孫の手だより』の2月号がでました。今月のテーマは「怖い糖尿病合併症とは」です。

『孫の手だより』は孫の手倶楽部で毎月発行している、訪問マッサージ治療を受けている患者様向けの健康についての情報誌です。整体さろんMASUDAでも待合室においてあります。お越しの際は是非ともお手にとってご覧になって下さい。

平日の火曜日から金曜日の日中は訪問マッサージ治療で外を回っています。こちらの業務は『孫の手倶楽部』の事務所に所属しています。

https://www.magonoteclub.co.jp/

訪問マッサージ治療は、歩行困難等の理由で通院が難しい患者様が、医師の同意の上で医療保険を使ってリハビリマッサージを行っていきます。

訪問マッサージ治療について知りたい方は一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
(増田俊直)