整体さろんMASUDA

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頭蓋仙骨療法と脳の老廃物について1

頭蓋仙骨療法とは

 脳脊髄液の循環を良くする(正しくする?)事を目的とした手技です。

脳脊髄液とは神経を覆う膜内を満たしている液で、その役割は栄養の供給と、老廃物の回収、脳や神経の保護などです。

まるで神経にとっての血液のような役割をする脳脊髄液ですが、血液における心臓の様なポンプの役割を果たしてくれる臓器はありません。では、どうやって循環しているのか、と言うと頭蓋骨の拡大と収縮の動きがポンプの機能をはたしています。

 

頭蓋骨は、ヘルメットのような一つの大きな骨の様に思われがちですが、実は23個のパーツに分かれていて、大人でもわずかに動く余地を残しています。

 

ここで、ご自身の頭を両手で抱え、静かに頭の動きを感じてみてください。かすかに拡がったり縮んだりする動きを感じる筈です。

冷静な方は、手の毛細血管を流れる血流の拍動で、頭蓋骨が動いている様に錯覚していると思うかも知れません。ですが、ボールやどんぶりを両手で持ったとしても、頭蓋骨のような動きは感じられないでしょう。

 

この脳脊髄液の流れは、脳からの指令を伝え、末端の手足や皮膚、目や耳等の感覚器からの情報を脳へ伝える神経が正常である為に重要であると思います。

 

整体さろんMASUDAでは、その為に頭蓋仙骨療法を取り入れています。

 

では、なぜ頭蓋仙骨療法が脳脊髄液の流れを正常にするのかのメカニズムは、また次回に致します。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。