整体さろんMASUDA

池袋駅徒歩7分 整体・鍼灸治療室

DMN(デフォルト モード ネットワーク)

おはようございます。

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豊島区池袋の整体とボディワーク指導

『整体さろんMASUDA』

スタッフの増田あやこです。

 

最近、

「一生つかれない人の「脳」の休め方」菅原道仁著を

読んでいたら、デフォルト モード ネットワーク(DMN)という

脳の活動について知りました。

 

 

「DMNとは、内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部、下頭小葉などから構成される脳の回路で、何もせずぼんやりしている時も働き、脳の消費エネルギーの60~80%を占める。DMNが活性化することで記憶や思考がまとまり、過去の経験も整理され、脳内で情報を組み立てやすい状態がつくられます」(前述書から抜粋)

 

社団法人 認知症高齢者研究所HPでは

デフォルト・モード・ネットワークは、動機づけにより欲求が産まれた時に、その欲求を意識的な行動に転換する上で重要な役割を果たす脳内ネットワークだともいえます。
それだけでなく、最も興味深いのが、デフォルト・モード・ネットワークの異常を構成する主要な脳の領域がワーキングメモリー前頭前野)や記憶(海馬)、意欲(帯状回)など、アルツハイマー病の萎縮が見られる脳の領域と重なっている点です。 

http://www.kyomation.com/2018/03/28/science-park★デフォルト・モード・ネットワークと認知/

とあります。

これらを読むと、ぼーっとしているだけで記憶や思考を整理してくれて、エネルギーも消費してくれるいい事尽くめのようです。

 

ですが、脳科学メディアでは

 脳の疲れの原因は“デフォルト・モード・ネットワーク”
『α波がリラックスに最適』を覆す瞑想(マインドフルネス)の脳科学

 

脳を休めるためには、多くのエネルギーを浪費するデフォルト・モード・ネットワークの状態を抑える必要がある。その方法として挙げられるのが、「瞑想」である。瞑想により、デフォルト・モード・ネットワーク時に活発になる内側前頭前野と後帯状皮質の活動を抑えることができる。

(中略)

京都大学大学院教育学研究科の野村理朗(みちお)准教授も、同様の説を唱える。一般的なリラックスと状態と瞑想状態は異なり、リラックスしていれば脳の疲れが取れるわけではない。瞑想は緊張でもリラックスでもない第三の心的状態であり、瞑想によってデフォルト・モード・ネットワークの過剰なアイドリングを鎮めていくことが重要としている。

http://japan-brain-science.com/archives/1322

 としています。

 

DMNは、アルツハイマー病の予防になる脳内ネットワークの形成活動なのか、脳疲労の原因なのか…。まだ研究段階なのかはっきりした事は理解できませんでした。

 

しかしながら、「あれをしよう」「これをしなくちゃ」と隙間なく脳を忙しく使い続けるよりも、時にはぼーっとしたり瞑想やマインドフルネスをしたりする方が、疲れにくくボケない脳になれそうです。

 

(増田あやこ)