整体さろんMASUDA

池袋駅徒歩7分 整体・鍼灸治療室

入浴法

おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。

豊島区池袋の整体とボディワーク指導
『整体さろんMASUDA』
代表 増田俊直です。

旧暦の端午の節句の記事で、この季節だからこその菖蒲湯と書きましたが、実際に菖蒲を手に入れるのが困難です。湿気の多い季節は入浴そのものが良い健康法ですので、菖蒲湯に拘らすに湯船に入って良い汗をかいて下さい。
四川を代表とする高温多湿な地域は唐辛子で発汗を促す事が多いですが、日本人はお風呂という文化があります。きれいな水が豊富という事もあるでしょうね。ありがたい事です。

入浴法としては色々な流儀があります。ぬるめの半身浴で長く入ったり、熱いお風呂に短く入る。凄いところで整体法の創始者である野口晴哉は入浴法だけで、体を自由自在に調整出来たらしいですが、野口先生は研究が物凄く、そんな達人の真似は中々出来ません。大事なポイントはご自身の感覚を大事にするという事です。熱いお湯に肩まで浸かって何秒数えるとかは入りすぎになりやすいです。
半身浴でぬるめのお湯に長く入るのは体が弛(たる)んできますのでおすすめしません。それに半身浴で長く入る人は本を読んだり、もっと悪いのは画面を見る事です。せっかく体を大きく変化させる時に目を酷使するのはもったいないです。
もし半身浴をされるなら、適温のお湯に鳩尾まで浸かり、上半身が汗ばむまでゆったりと入り、最後に肩まで浸かって出ます。パソコン仕事などの頭の疲労が強い人にオススメです。

もう一度言いますが、大事なポイントはご自身の感覚です。その日のご自身の体調によって、ちょうど良い温度と入っている時間は変わります。入浴中は常に体へ意識を向けて、お風呂に入る心地よさを味わっていけば間違いありません。最初の内はわからないかもしれませんが、体に意識を向ける習慣をつけていけば感覚も育っていきます。おのずとお風呂の入り方もわかってきます。良い入り方が出来ると、お風呂から出た後もサッパリ気持ちが良いです。
入浴は健康法であると同時に自分の体と文字どおり裸で語らう場でもあります。こういうタイミングは他には中々ありません。ご自分の体を感じながら、一日の感謝を込めて体の隅々まで洗えば、体は必ず生き生きとしてきます。
是非とも内感的な入浴法を試みてみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。
(増田俊直)