整体さろんMASUDA

池袋駅徒歩7分 整体・鍼灸治療室

【12月、1月に多くなるぎっくり腰 原因と予防】

おはようございます。
整体さろんMASUDAスタッフの増田あやこです。

12月、1月に特に多くなる症状は、ぎっくり腰です。 


https://medicalnote.jp/contents/180226-004-AX
一般的には、大掃除などで急に重い物を動かしたりする事が原因と言われますが、整体師の視点から見ると、他にも原因があるようにみえます。

その1 寒さで高い負荷が、かかっている

初霜、初氷等寒さが本格的になって来る時期です。
寒さに対応しきれていない身体は、取り急ぎ縮こまって放熱を防ごうとします。
この際、脳の過剰な興奮で本来収縮しなくて良い筋肉まで縮こまってしまう事があります。
その時、背骨はどうなっているかと言えば、骨と骨の間にある椎間板がギュッと押し潰されています。
寒さで縮こまっでいる状態は、例えるなら重い荷物を背負った時のように、既に負荷がかかっているのです。
なので、些細なきっかけでぎっくり腰を起こしてしまうのです。

その2 内臓からの圧迫もある。
うつ伏せの状態で背中を見てみると、時に胃や肝臓の辺りがもりっと盛り上がっている事があります。
これを私は内臓が腫れていると表現するのですが、内臓が浮腫むと仰っている医師もいます。
家庭の医学内臓のむくみスペシャルより。
https://www.asahi.co.jp/hospital/archive/broadcast/2011_1101.html

問診をしてみると、暴飲暴食、飲み会の後、ストレス、疲労等、胃や肝臓に負担のかかる状況にいらっしゃる事が多くみられます。
12月は忘年会等食生活が乱れる事も有りますし、仕事も忙しくストレスが多くなりやすい時期です。
また、お正月のご馳走を食べ、休暇でホッと一息ついて緊張の緩んだ1月もこのケースが多くみられます。

内臓が腫れれば、その臓器の周辺組織への圧迫が起こります。
当然、背骨を圧迫する事もあり得るでしょう。

何もしてないのに突然痛くなった。というぎっくり腰は、この内臓からの圧迫が原因の場合も考えられます。

この様に、ぎっくり腰が起きやすいコンディションのこの時期、整体で身体を整え、筋肉と神経の余分な緊張を取り除き、代謝を上げ寒さで縮こまらない様にする事で、ぎっくり腰を予防しては如何でしょうか。

快適な年末年始を迎えられます様に、と毎年思っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。